退院予定日当日に新生児黄疸と診断され、入院延長が決定
▼前回の続き
新生児黄疸
退院予定日当日。
まだまだ体は本調子ではありませんが、赤ちゃんと一緒に自宅に帰れる事が嬉しくて嬉しくて!
入院グッズを片付けている時に先生がやって来て、
「黄疸の数値が高いので、今から光線療法を行いますね。」
と一言。
黄疸?!
光線療法?!
今から?!
頭の中はパニックでした。
主人は一度自宅に戻っていたので、先生から話を聞く事が出来るのは私しかいません。
ただ、この時は気持ちが動揺してしまい、何を聞けば良いのかもわからず、どんな治療を行うかを聞くだけで精一杯でした。
新生児黄疸とは?
「黄疸」とは、体内でビリルビンという物質が増加して起こる現象。
ビリルビンは黄色い色素をもっているので、血液中のビリルビンの濃度が高まると肌や粘膜が黄色く見えるようになります。
生後2~3日ほどの新生児に症状が現れることが多く、新生児の黄疸を特に「新生児黄疸」と呼びます。
このビリルビンの数値が高いので光線療法を行い、数値を下げていくと説明を受けました。
主人に電話するとすぐに病院に駆けつけてくれ、わかる範囲で状況を説明。
新生児黄疸の数値と治療方法
退院予定日当日に告げられた数値が
『血液中のビリルビンの数値が15mg/dl』
この数値を10か11に抑えたいとの事でした。
そして治療開始前に授乳。
この時は部屋ではなく、新生児室の近くの授乳室で授乳を行いました。
自分の何がいけなかったのか?と悲しくなり、授乳室で号泣。
近くにいたタイ人の方が「大丈夫?」と声を掛けてくれましたが、よく見るとその方は搾乳機で搾乳中。
すぐ隣にはNICUがあり、もしかするとNICUに搾乳した母乳を届けるところだったのかもしれません。
皆、赤ちゃんの為に泣かずに必死に見守っているのに、泣いてばかりの自分が恥ずかしくなり、授乳中は泣かずに笑顔でいようと涙をこらえました。
授乳後から治療開始!
日焼けサロンの様なライトが当たる中でオムツ姿で寝かされ、アイマスクを装着。
治療中はスタッフの方が近くで付き添ってくれ、様子を常に見てくれているので、私は授乳時間まで部屋で待機です。
3時間おきに部屋で授乳は出来ますが、それまで母子同室だった分、心にぼっかりと穴が空いた様な何ともいえない感情でした。
結果、翌日から数値が下がり、翌々日に退院となりましたが、続きはまた書いていきたいと思います。
赤ちゃんが新生児黄疸と診断されてから、ネットで検索!検索!検索!
何時間スマホ片手に過ごしたかわかりません。
その中で、同じ新生児黄疸にかかったお子様も多くいる事を知り、励まされる事も本当に!多かったので、私もブログを通して、続きを書いていきたいと思います。.:*☆
お読み頂きありがとうございました。