新生児黄疸〜退院後の再入院〜
▼前回の続き
退院後の再入院
退院し、5日後に黄疸の定期検診に病院へ。
1度目の光線治療で『血液中のビリルビン数値が10mg/dl』 まで下がっていたので、私は完全に安心しきっていました。
血液検査の結果・・・
『血液中のビリルビン数値が24mg/dl』
(簡易検査では『血液中のビリルビン数値が26mg/dl』 )
待合室で待っているとスタッフの方が慌てて来られ、数値だけを伝えられ、即入院!即光線治療!
5日前に退院した新生児室へ。
新生児室に着くと先生や看護師さん達が慌ただしく光線治療の準備をしていました。
そして先生から一言、
「このままでは危ないです。脳への影響も心配なのですぐに光線治療を始めます。」
と言われ、赤ちゃんは四方向からライトを当てられ、光線治療スタート。
その後、すぐに日本人通訳の方が来られ、光線治療をしてもビリルビンの数値が25前後から下がらない様であれば『交換輸血』が必要になって来ますと告げられました。
まずは4時間光線治療を行い、4時間後の血液検査の結果を見るとの事でした。
交換輸血?!?!?!
頭の中はパニック・・・
- 交換輸血って何?全ての血液を入れ替えるの?
- 危ないって、赤ちゃんに障害が残るの?
と聞きたい事は山ほどありましたが、この時は泣かない事だけで精一杯。
主人に連絡。
すぐに病院に駆けつけてくれ、先生と日本人通訳の方に細かく話を聞いてくれました。
(今、思うと私も泣く前にもっとしっかり話を聞くべきだったとまた反省(ー ー;)仕事中に駆け付けてくれた主人には感謝の気持ちしかありません。)
説明後、宿泊予定の病室に入り、まずは4時間後の結果を待ちます。
4時間後の血液検査の結果
4時間後、先生が病室に来られ、結果を告げられました。
結果は・・・
『血液中のビリルビン数値が20mg/dl』
先生からは
- 数値が下がったので交換輸血はもう必要がない事
- 搾乳した母乳も哺乳瓶からよく飲み、手足もよく動かし、とても元気なので脳への障害は今のところ考えにくい事
などを説明され、次の血液検査は6時間後。
それまでは母乳を搾乳し、新生児室へ届けます。直接授乳する事は出来ませんでしたが、哺乳瓶から搾乳した母乳をあげる事は出来ました。
6時間後の血液検査の結果
結果は・・・
『血液中のビリルビン数値が16mg/dl』
先生からは
「ここまでくればもう安心です!」
と一言。
もちろんその場で大号泣!!!
周りにいた看護師さん達からも
「良かったね!良かったね!」
と言って貰え、本当に一安心。
光線治療のライトの数を減らし、次の血液検査は翌朝の6時。
それまでは母乳の飲む量をはかる為、引き続き搾乳した母乳を新生児室まで届け、ミルクもプラスして貰い、黄疸を早く治す為にもとにかく体重を増やす事と便を出す事を第一に!
入院2日目以降
翌朝の血液検査の結果は・・・
『血液中のビリルビン数値が11mg/dl』
まで下がり、先生からは
「光線治療のライトの数を減らし、減らした状態でもビリルビンの数値が8まで下がる様にしましょう!」
と言われ、入院延長決定。
この日の夕方の血液検査では
『血液中のビリルビン数値が7mg/dl』
まで下がり、この時点で光線治療は一旦ストップ!
この段階で脳と詳しい聴力検査を行い、この検査に問題が無ければ翌日の朝に退院です。
(頭に機械を当て、脳と耳が連動?しているかを確認する検査だそう。本人は痛くも何ともないらしく、ホッと一安心。)
結果は・・・
脳も聴力も異常は見られず、もう安心して大丈夫ですよ!
との事!!!
産まれた時以上に安心した瞬間だったかもしれません。
この検査の後から病室での授乳もOKが出て、久々に赤ちゃんを抱っこしながら授乳する事が出来ました(´∀`*)
夜眠い時などは
「もう授乳の時間がー・・・。」
と思った瞬間もありましたが、赤ちゃんを抱っこしながら授乳出来る事は本当に幸せな事だと実感。
翌朝の血液検査の結果
『血液中のビリルビン数値が8mg/dl』
で安定し、無事に退院が決定!
この後は黄疸の数値が安定するまで定期検診です。
まだまだ黄疸の数値に対し、安心は出来ませんが、後は自分に出来る事を精一杯やってあげ、早く黄疸が治る様にサポートしてあげたいと思います!
お読み頂きありがとうございました。